レンゴーは3月8日、八潮工場（埼玉県八潮市）構内で建設していた木質チップ焚のバイオマス発電設備が完成したと発表した。新設備は木質チップとパーム油の搾油かすを燃料に発電し、定格出力は9000kW、蒸気発生量は70t/時という。同社では新設備の稼働で、年間約6万5000tのCO2排出量が削減できると見込む。新設備は、都市ガスが中心のボイラー燃料を多様化しつつCO2排出量を削減するためタクマが設計・施工した。新設備の発電で工場で必要な電力の約2割が賄えるという。