三菱電機は2月29日、住宅用太陽電池モジュールの新製品6種を6月20日に発売すると発表した。発売するのは単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール「マルチルーフ」の245Wシリーズで、新しい構造と面積を拡大した新型セルを採用している。
新製品は、セル内で発生する電子の不活性化を抑えるPERC構造と、セル内の抵抗損失を減らすSE構造を導入した。セルの長さは従来比で約2.2%長くなり、これらの採用で公称最大出力は245Wと15W向上している。セルの形状は従来品同様に6機種あり、さまざまな屋根に設置できる。また、230Wシリーズから導入されたモジュール出力の25年間保証が適用される。