三井物産は2月24日、分散エネルギーリソースを群制御する米国のソフトウェアサービス会社、Sunverge Energy, Inc.に出資したと発表した。Sunvergeのソフトウェアは、蓄電システムや太陽光発電設備など多様な分散エネルギーリソースに接続できるという。同社はこの特徴を生かし、多様な分散エネルギーリソースを群制御するバーチャルパワープラントビジネスモデルの実現を目指します。
バーチャルパワープラント(仮想発電所)は、複数の分散エネルギーリソースを一つの発電所のように群制御して発電量を抑制し、送配電系統の需給バランスを最適化する次世代電力ビジネスモデル。同社は自社のネットワークを活かしてSunvergeの業容を拡大するほか、次世代の電力事業分野で新規事業を創出していくとしている。