日立パワーソリューションズ(茨城県日立市)は2月26日、秋田県能代市に「能代サービスセンタ」と「能代トレーニングセンタ」を今年11月に新設すると発表した。東北地区の風力発電設備向けの機能拡充と維持管理サービスの強化などが目的としている。能代サービスセンタは青森県、秋田県、山形県の既設風力発電設備の保守サービス業務を行い、大型部品倉庫なども持つ東北地区の中核拠点となる。
能代サービスセンタは敷地面積3250㎡、延床面積707㎡で鉄骨造の平屋建て。一方、「能代トレーニングセンタ」は、風力発電設備のサービスエンジニアの育成と技術力向上が目的で、能代サービスセンタの建屋内に設置される。サービスの対象設備は日立パワーソリューションズ本社の「遠隔監視・支援センタ」で24時間・365日監視され、新拠点とこの監視サービスが連携し不具合発生時には早期に対応する。