2016/02/10 ニュース
三井住友海上、小形風力向けに補償プランを発売
 三井住友海上火災は2月9日、小形風力発電設備を所有する発電事業者向けに「小形風力発電総合補償プラン」を開発したと発表した。今月から本格的に販売する。同時に同社グループのインターリスク総研と共同で、小形風力発電設備の運営を支援する「小形風力発電設備に関するハンドブック」を発行した。
 
 発売するプランは、発電設備の運営で発生した事故の財物損害リスクや第三者への賠償責任リスクなどを包括的に補償する。火災や落雷などで発生した損害、それらの事故で設備が損壊した場合の喪失利益や収益減少防止費用などを補償する。また、設備の所有・運営で第三者に身体障害や財物損壊を与えた場合、損害賠償責任で発生する損害も補償する。一方、ハンドブックは大型の風力発電と比較したメリット・デメリット、設備の故障・事故リスクなどをまとめたもので、これから参入を検討する発電事業者にも分かりやすい内容だという。