2016/02/10 ニュース
ソーラーフロンティア、自社パネルを川崎汽船の新造船に提供

 ソーラーフロンティアは2月9日、川崎汽船のの低エミッション船「DRIVE GREEN HIGHWAY」が同日に熊本県長洲港で命名引渡式を行ったと発表した。同船舶には、同社製のCIS薄膜太陽電池パネルが912枚(出力150kW相当)設置され、車両デッキのLED照明の電力を賄えるという。同船舶は、川崎汽船が船舶の省エネ化と環境保全を進める「DRIVE GREEN PROJECT」のフラッグシップとして建造された。車両を7500台積載でき、既存船と比較すると輸送車両1台あたりの数値で、CO2排出量を25%以上削減できる見通し。このほか、窒素酸化物を90%以上、硫黄酸化物を50%以上削減できる見込み。