三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険は2月8日、「水素ステーション総合補償プラン」を共同で商品化したと発表した。水素ステーション関連の損害を幅広く補償する保険で、運営に関わる事故での賠償責任リスク、設備などの財物損害リスクを総合的に補償する。
同プランは、水素ステーション施設の所有~管理、商品の欠陥や業務上発生した第三者への損害を補償する。また、第三者から受託した燃料電池自動車の損壊、盗難、詐取などもカバーしている。一方、設備などの面では、設備一式を包括して、火災、爆発などの事故で事業者が被る損害を補償する。顧客の要望があれば、従業員の業務災害リスクの補償なども提供するほか、安全対策や各方面への謝罪広告掲載、記者会見費用などもカバーしている。