2016/02/05 ニュース
中部電力グループ、平成30年に岐阜県で小水力稼働
 中部電力とそのグループ会社、シーテックは2月4日、中部電力の東上田ダム(岐阜県下呂市)の設備を利用する水力発電事業で基本協定を締結したと発表した。東上田ダム左岸に新設備「さこれ水力発電所」(出力370kW、年間発電量約266万kWh)を新設し、発電する電力を中部電力が買い取る。新設備は平成30年7月の運転開始を目指し、シーテックが建設する。
 
 同日締結した基本協定では、シーテックが新設備の開発・運営で中部電力の設備を利用するため、設備の所有・管理区分などを定めている。シーテックの水力発電設備開発は、現在建設中の秋神水力発電所(4月に稼働予定)に続きこれが2か所目となる。