三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は1月7日、インドネシアの国営電力会社PT. PLN(Persero)向けに天然ガス焚ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備をフルターンキー契約で受注したと発表した。出力は88万kWで、三菱商事、現地の建設・エンジニアリング会社PT. Wasa Mitra Engineeringと共同で受注した。3社は2018年の運転開始を目指している。
新設備はPLNのタンジュンプリオク発電所の敷地内に新設される。同社は、ガスタービン「M701 F4」と排熱回収ボイラーをそれぞれ2基、蒸気タービン1基と付帯設備一式を供給する。発電機は三菱電機が供給し、据え付け工事はWASAが担当する。同社は2006年から同国向けにM701Fを3度納入してきており、この納入実績などが今回の受注につながった。