2015/10/09 ニュース
荏原グループ、北秋田市で余熱利用型のごみ焼却炉建設工事を受注
 荏原製作所は10月9日、グループ会社の荏原環境プラント(東京都大田区)が北秋田市から「北秋田市クリーンリサイクルセンターエネルギー回収推進施設建設工事」を受注したと発表した。事業費は49億8000万円で、既に6月に着工している。処理能力は50t/日(25t/16時間×2炉)で、平成30年3月末の竣工を目指す。
 
 この案件は、市内のごみ焼却炉施設とし尿処理施設が老朽化したため、市内で発生する一般ごみと汚泥を集約処理する設備を建設するもの。汚泥と一般ごみと混焼させる前提で、同社はストーカ炉ではなく、この種の処理に適した流動床炉を提案して受注した。ごみの燃焼時などで発生する排熱は、処理設備内の給湯と暖房に活用される。