オムロンは3月28日から、太陽光発電の遠隔監視サービス「ソラモニ3G」の提供を開始した。標準価格は月額3500円(別途端末代金・初期登録料が必要)で、今後2年間で5000件の販売を目指す。

 

　ソラモニ3Gは、昨年7月から提供している太陽光発電システムの発電状態やシステムの状況を監視するサービス「ソラモニ」の機能を絞り込んだ簡易遠隔監視サービス。太陽光発電設備の発電量を定期的に自社データセンターに収集し、インターネット回線で発電量が閲覧できるサービス。データセンターまでの通信網は、3G回線の使用で回線工事が不要となり、屋外・遠隔地では容易に監視システムが立ち上げられるという。

 

　また、自社製の屋外型パワーコンディショナーとセットで使うと、パワーコンディショナーの故障の有無、運転状態などが遠隔監視できる。オプションとして保守サービスも提供していく予定という。