経済産業省は3月29日、平成25年度の新規参入者向け太陽光発電の買い取り価格を引き下げた。出力10kW以上の商業用など非住宅用は平成24年度の42円から37.8円/kWh、10kW未満の住宅用は42円から38円/kWhとそれぞれ4円20銭、4円の引き下げとなった。太陽光以外の風力、バイオマス発電などは買い取り価格を変更しなかった。
これに連動して、5月から平成26年4月の電気料金に適用される固定価格買取制度の賦課金は、0.40円/kWh(0.35円(現行制度)+0.05円(廃止された太陽光発電の余剰電力買取制度の平均))の負担となる。月に300kWhを消費する場合、月額の電気料金に120円が上乗せされる計算となる。