戸田建設は8月24日、同日に福島県川俣町で建設していた大規模太陽光発電設備「川俣町山木屋地区復興メガソーラー発電所」が竣工したと発表した。同町と共同で建設を進めていた設備で、竣工後は同社と町内企業などが共同出資で設立した「かわまた復興発電合同会社」が事業運営にあたる。
新設備は発電容量容量2.17MW、パワーコンディショナー容量1.925MWで、東芝製の太陽光発電モジュール(250W型)を8680枚設置して完成した。昨年10月1日の着工後、今年7月31日に竣工し、設計・施工は同町の香野建設が担当した。今後は2035年までの20年間発電した電力を1kW当たり32円で売電する。総事業費の3分の1は、国の「再生可能エネルギー発電設備等導入促進復興支援補助金(半農半エネモデル等推進事業)」の補助金が充当されている。