環境省は6月15日、今年度の環境技術実証事業「中小水力発電技術分野における実証試験対象技術」の1次募集を開始すると発表した。応募は6月22日~7月3日の期間中に受け付ける。今年度は8月以降に2次募集を予定している。
今回の公募は、水力発電機の製造で企業の参入が増加し、様々な水力発電機を客観的な観点で実証を行うことなどが課題とされているため実施する。募集する技術は出力100kW未満のもので、対象技術の環境保全効果の測定など試験費用は環境省が負担する。今回の応募は7月3日に締め切るが、夏季に実証試験を行うと判断された技術は8月頃に、それ以外の技術は今秋以降に実証試験を行う。また、技術の特徴や実証試験のスケジュールなどで、今回応募のあった技術でも秋以降に実証試験を実施する場合がある。応募受け付け・問い合わせは実施機関の小水力開発支援協会(E-Mail:info@jasha.jp Tel:03-5980-7820)で受け付けている。