2015/05/27 ニュース
日立造船、長沙市でごみ焼却発電設備を受注
 日立造船は5月26日、中国・長沙市でごみ焼却発電設備の建設工事を受注したと発表した。長沙市の湖南軍信環保集団有限公司から「長沙市生活ごみ先進総合処理(クリーン焼却)」プロジェクトとして受注し、処理能力5100t/日(850t/日×6炉)のストーカ式焼却炉、出力100MW(年間発電量51万7500MWh)の発電設備などを建設する。
 
 同社の役務範囲は基本設計、詳細設計、主要機器の供給と据付などで、機器の納期は平成28年7月。プラントの竣工後は同社が設備の運営も行う。今回の案件は、同社が過去に納入した1炉当たり500t/日以上の主要機器納入実績が評価され、受注に結び付いた。長沙市は、今回の案件が初の焼却施設であること、市に電力を供給できる施設であることなどに期待しているという。