日本取引所グループは4月30日、再生可能エネルギー発電設備などが投資対象のインフラファンドが上場する「インフラファンド市場」を開設した。インフラへの投資ニーズの高まりやインフラ整備の社会的意義などを受けて開設したもので、株式と同じく全国の証券会社を通して、東京証券取引所で売買できる。
同市場には、▽保有するインフラのファンドへの売却、▽ファンドが保有するインフラの運営、▽スポンサーとしてのファンド設立、▽投資家としてのファンドへの投資など、様々な形で関与する方法がある。ファンドが同市場に上場したい場合、そのファンドの発行内容などが同社グループで定める上場審査基準に適合していることが条件となる。