2015/04/30 ニュース
九州電力、種子島の再エネ発電設備で出力制御実施

 九州電力は4月28日、FIT法に基づき、種子島で再エネ発電設備への出力制御を実施すると発表した。連休以降、晴れの日などで再エネの出力が増加し、発電所の出力運転を最低レベルに落としても供給力が需要を上回ることが判明したためという。同社は昨年の7月25日、種子島など管内の6離島で接続申し込みへの回答保留を発表しており、現在も接続可能量の精査を実施している。種子島は、回答保留を公表した時点で接続を申し込み済みだった発電事業者が系統に接続していたため、出力制御が避けられない見通しとなっていた。