2015/03/20 ニュース
NTTF、山梨県で実証試験に着手、新ソリューションも開発
 NTTファシリティーズは3月19日、山梨県北杜市の太陽光発電実証設備「Fソーラーリサーチパーク」を増設したと発表した。第2期構築エリアとして130kW分を増設し、9種類の太陽電池モジュールや新型の架台、検証システムなどを追加した。既に実証試験や評価作業などに着手しており、今後も技術革新や検証項目の追加に対応して拡張、最終的には約2MWに拡大する。
 
 今回の拡張で新設・拡充したのは、▽第1期・第2期の合計で計25種類のモジュールを長期的に運用・評価するモジュール評価エリア、▽自社開発のハイブリッド架台、FRP架台、木製架台の3種類の架台と折半屋根で構築された実証設備を検証・評価する架台評価エリア、▽傾斜面や建物への設置を想定した方位角の異なるシステム、既設モジュールとは異なるモジュールを追加導入する場合等を想定した異種モジュールなどの影響評価やシステム設計などを検証する設計検証エリア、▽発電量予測の実証研究と、リチウム蓄電池を利用した出力安定化などを技術的に検証するスマートビジネス検証エリア。これとは別に、アドテック富士と共同で近接する夏秋地区に傾斜地向け太陽光発電設備の実証設備も導入している。
 
 一方、FIT制度や買い取り価格を見直す風潮などを踏まえ、太陽光発電システムを構築するソリューションを強化する。顧客の要望に応じ、▽最適システム設計技術、構成装置の最適な組み合せなどで売電期間の20年間のプロジェクトIRRを最大0.5%改善するソリューション、▽架台、基礎、配線等の設計を詳細化し、初期コストを徹底的に削減するソリューション、▽建物への設置を希望する顧客向けに、従来品より30%以上軽量な太陽電池を用いて設置への建物構造強度を大幅に軽減するソリューションを、用途・要望に合わせて提供する。また、今後対応が不可欠な、系統連系での出力抑制に対応した技術をFソーラーリサーチパークで開発する。