東芝は2月18日、コロンビア・イサヘン電力と力50MW級の地熱発電所を共同開発する検討を始めると発表した。両社と西日本技術開発、シュルンベルジェとの4社間でこのほど覚書を締結し、今後4社は事業化調査と発電設備の建設に着手する予定。
イサヘン電力はカルダス県ビジャ・マリア市で地熱発電設備を建設することを企図しており、竣工すれば同国・同社にとって初の地熱発電設備となる。事業化調査は2年間の予定で実施し、西日本技術開発が全体のエンジニアリングと事業化調査を担当する。その他の役務範囲は、同社が設備の建設と蒸気タービン・発電機などの機器供給、シュルンベルジェが蒸気発生用の井戸の掘削と蒸気輸送設備の供給をそれぞれ担当する。新設備は平成32年の運転開始を予定している。