2015/02/12 ニュース
豊田自動織機、燃料電池フォークリフトを関空で試験運用
 豊田自動織機は2月10日、2月23日から関西国際空港国際貨物地区で燃料電池(FC)フォークリフトの実証実験を始めると発表した。豊田合成北九州工場の実証実験(平成24年12月~平成26年3月に実施)で使用したFCフォークリフト1台で、Well to Wheel(燃料原料採掘段階から稼働段階までの過程)でのCO2削減効果の確認や、稼働データの収集を行う。
 
 第2段階では、来年度中にトヨタ自動車の燃料電池自動車「MIRAI」と同じ燃料電池セルを搭載した実用化モデル2台を導入する予定。この実証試験は、新関西国際空港が進める水素グリッドプロジェクトに同社が参画していることから着手するもの。