2015/01/23 ニュース
ABB、自励式直流送電で再エネの大量導入を実現
 ABBは現地時間の1月12日、ノルウェー・デンマーク間の直流送電(HVDC)を竣工したと発表した。新設した50万Vの第4送電線でスカゲラク海峡を結んでおり、自社の自励式交直変換器「HVDC Light」を採用した出力70万kWの自励式変換所を2か所納入した。竣工したスカゲラク第4送電線は、世界中で運用されている16件の自励式直流送電線の中で、同社が手掛ける15番目の実績となる。今回の竣工で、同社ではより多くの水力、風力電源を地域の電力系統へ導入できるようになったとしている。
 
 自励式HVDC連系線は地中や海底の送電で採用実績が増えており、洋上風力発電所からの送電、本土から離島や石油・ガスプラットフォームへの電力供給などに用いられている。今回は自励式・他励式変換器を双極モードで世界で初めて運用するが、これらの技術で、水力中心のノルウェーの系統と、風力、火力が中心のデンマーク発電出力をバランシングし、変動の多い再生可能エネルギーが導入できる利点があるという。