新潟県が新潟市内に整備を進めていた大規模太陽光発電設備「北新潟太陽光発電所」が11月28日に竣工し、県は同日に竣工式を開催する。同発電所は同日から営業運転を開始する。最大出力は3980kW、年間発電量は約5900MWhで、県ではこのうち約5400MWhを売電する。発電する電力は36円/kWhで売電し、県は年間約1億9400万円（税抜）の売電収入を見込む。同発電所は、出力266W型の単結晶シリコン太陽電池モジュールを2万356枚、500kW型のパワーコンディショナーを6台、490kW型機を2台使用した。積雪の多い県の気象条件を最大限に考慮した設計となっており、下請け企業にも県内業者を採用した。資機材も国内～県内の製品を採用している。