2014/10/31 ニュース
サニックス、九電の接続保留などで業績予測を下方修正
 サニックスは10月31日、8月5日に公表した平成27年3月期第2四半期決算の業績予測を下方修正した。修正後の予測値は売上高434億円(当初予測より15.2%減)、営業損失32億3000万円(12億5000万円の営業損失)、経常損失34億万円(11億円4000万円の経常損失)、当期損失37億3000万円(14億9000万円の当期損失)となった。
 
 当初の見通しから赤字を見越していたものの、今回の修正で利益面での赤字が倍に膨らんだ形となった。修正の理由は、主に九州電力の新規太陽光発電設備の系統連係を保留する措置が原因としている。九州電力の措置で新規案件の開拓が見通せなくなったほか、下期に受注し、着工を見込んでいた案件が売上高に計上できなくなり、売上・利益面で下方修正となった。通期の見通しも売上高1180億円(26.9%減)、営業利益36億4000万円(74.0%減)、経常利益32億円(76.8%減)、当期利益13億円(85.3%減)と減収減益となる見通し。