2014/10/31 ニュース
福島県の7MW洋上風車、実証海域に設置へ
 新日鐵住金、丸紅など11社・大学からなる福島洋上風力コンソーシアムは10月30日、出力7MWの洋上風力発電設備用浮体が長崎港を出港したと発表した。浮体を積んだ船は、11月10月の予定で福島県の小名浜港に入港し、同港内の藤原埠頭に浮体を着底させる。
 
 11月上旬~1月下旬には、浮体に風車を搭載する大型クレーンの組立作業に入る。平成27年2月上旬から浮体に風車を搭載、実証試験海域の楢葉町沖に風車と浮体を曳航し設置する。現在、三菱重工業神戸造船所で風車のタワー部分を製作しているほか、同社横浜製作所でナセルを組み立てている。