中国電力は10月15日、隠岐諸島に設置する再生可能エネルギー発電設備の詳細を決定した。環境省の補助を受け行うハイブリッド蓄電池システムの技術実証事業に伴い、新規導入するもの。決定した導入量(約8000kW)と既存の導入量(約3000kW)を合わせれば、今回導入される新規設備の容量は約1万1000kWとなる。
新たに導入する設備は、 ▽旭メガソーラー隠岐発電の太陽光発電設備(1500kW)、▽隠岐一畑交通・一畑電気鉄道の太陽光発電設備(同)、▽社名非公表の企業の太陽光発電設備(約2000kW)、▽エネルギア・ソリューション・アンド・サービスの風力発電設備(2000kW)。これに同社西ノ島変電所に設置される蓄電池システム(ナトリウム・硫黄電池:4200kW、リチウムイオン電池2000kW)が加わる。