ハンファQセルズジャパンは、7月10日付で京セラから自社の3本バスパー電極構造の特許を侵害していると東京地裁に提訴されたことを受け、18日にホームページ上で反論した。反論では、今回の提訴内容がハンファソーラーワン社が過去に製造した製品の一部に限られること、同社が現在製造中の製品は対象外であること、親会社のQセルズ製品も対象外となっているとした。
また、今回の提訴で特に差し止めの請求がされていない点を挙げるなど、自社製品の販売を継続する意思が伺える内容となっている。さらに、京セラの特許そのものにも疑義を投げかけている。同社の主張では、3本バスパ―電極構造は京セラの特許出願より以前の1990年代に研究論文などで発表され、公知の技術だったと指摘。京セラの主張は一方的だとした。