太陽光発電協会は6月11日、平成25年度第4四半期(1~3月)の太陽電池出荷統計を公表した。それによると、太陽電池モジュールの出荷量は278万6095kW(前年同期比52%増)となり、増加傾向が続いている。
同期の日本国内向けモジュールの総出荷量は277万4519kW(60%増)となり、このうち国内生産量は122万8729kWで、構成比は44%となった。海外生産品は154万5790kW(55%)と国外での生産比率が高かった。一方、セルの動向では、総出荷量が105万7178kW(34%増)とこちらも伸長。国内向け出荷量は105万6068kW(43%増)だった。国内生産量は69万4421kWで(6%減)で、このうち国内生産品は69万3311kW(構成比66%)、海外生産品は36万2757kW(34%)だった。
平成25年通年の出荷実績は、セル総出荷量が297万7810kW(35%増)で、国内出荷量は291万5319kW(48%増)、輸出量は6万2491kW(73%減)。モジュールの総出荷量は862万5377kW(105%増)、国内出荷量は854万5732kW(124%増)、輸出量は7万9645kW(80%減)だった。用途別国内出荷量では、住宅向けが236万7037kW(27%増)、産業用など非住宅向けが617万6635kW(219%増)と大幅増を記録した。このうち発電事業用は289万6684kW(300%増)と相変わらず好調だった。