2014/04/21 ニュース
1月末時点での再生可能エネ導入量、750万kWを突破
 資源エネルギー庁は4月18日、平成26年1月末時点での再生可能エネルギー発電設備導入量調査結果を公表した。調査概要によると、1月末までの再生可能エネルギー発電設備導入量は、累計で761万3000kWと750万kWを突破した。太陽光発電設備が導入量全体を牽引する傾向はこれまでと変わらず、いまだブーム的な勢いは衰えていない。
 
 平成25年4月~1月末までの累計導入量推移は、住宅用太陽光発電設備が113万3000kW、非住宅用が460万8000kW。風力は1万1000kW、中小水力3000kW、木質系などバイオマスは8万9000kWと前月から変化しなかった。地熱も前月同様導入は見られなかった。平成24年7月(FIT制度施行開始)からの設備認定容量は、住宅用太陽光が237万kW、非住宅用が2877万4000kW、風力は96万7000kW、中小水力は25万3000kW、バイオマスは84万6000kW、地熱は1万3000kWとなり、エネルギー全種の合計は3322万3000kWと、3500万kW台に迫る勢いとなっている。
 1月末での都道府県別設備認定件数(件数ベース)では、最も導入件数が多かった県は前月同様愛知県(5万2495件)で、最も少なかった県は秋田県(1944件)だった。認定出力ベースで見ると、最も合計出力が大きかったのは北海道(249万6995kW)で、最も小さかったのは福井県(6万6857kW)と、この結果も前月と変わらなかった。