2014/02/14 ニュース
買取制度運用WG、18日に初会合
 経済産業省がFIT制度の運用を改善する検討・審議のため設置する「買取制度運用ワーキンググループ(WG)」は、2月18日に同省で初会合を開催する。WGは、総合資源エネルギー調査会省エネルギー・新エネルギー分科会新エネルギー小委員会の下部組織として設置される。
 
 現行のFIT制度は、電力会社が電気料金の原価を算定する際に回避可能費用を見積っている。この算定は火力、原子力など全電源ベースでの変動費などを基礎に計算しているが、近年、様々な算定方法があるのではないかとの提案が出てきた。このため、同省がWGを設置し、算定方法の検証などを行うことにしたもの。座長には山地憲治・地球環境産業技術研究機構理事・研究所長が就任する。このほか、オブザーバーとして太陽光発電協会、日本風力発電協会も参加する予定。