ファミリーマートは2月1日、東京都三鷹市・武蔵野市の32店舗で食品廃棄物のリサイクルを始めた。専用車両で回収した食品廃棄物をバイオエナジー(東京都中央区)のメタン発酵システムで処理。バイオガスを生成させ、バイオガスを燃料に自社のガスエンジンを稼働して工場用の電力を発電する。
発電する電力は、約40%を自社の工場稼動用として活用。残り60%は東京電力の管轄地域に供給する。また、生成するバイオガスの一部は、バイオエナジーの精製設備で都市ガスとして精製し、東京ガス管轄地域に供給する。 同社の食品廃棄物回収スキームは今年1月末現在、24都府県・116地域の計約1990店舗で実施されている。