経済産業省は10月15日、二次募集していた今年度の地熱開発理解促進関連事業で12事業を採択したと発表した。同日から三次公募を開始しており、11月5日まで対象事業を募集する。
同事業は、地熱資源開発を促進するため、自治体や温泉事業者などが実施する地熱の有効利用の普及・啓発・理解促進などを図る事業を支援するもの。今回は熱水を利用した農作物の栽培や地域住民向け勉強会の開催、セミナー・ワークショップの開催などが対象事業に選ばれた。選定された事業者と実施地域は以下の通り。
▽洞爺湖温泉利用協同組合(北海道洞爺湖町)▽奥尻町(同)▽ハラショー(岩手県八幡平市)▽サンビーム(静岡県松崎町)▽NPO法人なんと元気(富山県南砺市)▽大分県(同)▽大分ベンチャーキャピタル(大分県由布市)▽辻田建機(大分県別府市)▽合同会社わいた会(熊本県小国町)▽京葉プラントエンジニアリング(熊本県小国町)▽南阿蘇村(同)▽九州電力(鹿児島県指宿市)