丸紅は7月5日、1日付で、リトアニアのWePower UAB(本社・ヴィリニュス市)と、普通株転換権付融資拠出に関わる契約書を締結したと発表した。WePowerは、再生可能エネルギー(再エネ)を売買するオークションプラットフォームの開発企業で、プラットフォームの運営も行っている。このプラットフォームは、ブロックチェーン技術を活用し、再エネを調達したい法人顧客と、再エネ発電事業者をオークション形式でマッチングする。これで容易に電力売買契約を成立させられるという。法人顧客は電力消費量に関わらず、短期間で安価な再エネを調達できるほか、購入ずみの余剰分を売却できるなど、柔軟な電力調達が可能になる。発電事業者は、終了が間近いFIT制度などの振興策に代わる安定収入源を確保することができる。WePowerは現在、オーストラリアでの事業化に注力しているが、今後は他地域への進出も検討している。同社はこの点に着目し、WePowerのビジネスモデルをいち早く国内で展開、再エネの普及に貢献する。
2019/07/10 ニュース
丸紅、リトアニアのエネルギーオークション関連企業に出資
2019/07/10
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