三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は7月8日、出力約120万kWの天然ガス焚きガスタービンコンバインドサイクル(複合火力)発電設備を受注したと発表した。電源開発の米国法人で、独立発電事業者への投資などを手掛ける、JパワーUSAディヴェロップメントから受注したもの。新設備は、JパワーUSAがイリノイ州に建設する「ジャクソン発電所」の設備で、2022年4月に稼動する予定という。同社は、同社の最新型ガスタービン「M501JAC」と蒸気タービン、発電機をそれぞれ2基供給する。また、排熱回収ボイラーや周辺機器なども供給する。新設備の稼動後は、長期保守契約に基づく保守サービスを提供し、同社のデジタルソリューションサービス「MHPS-TOMONI」で運転を支援する。M501JACは同社の高砂工場(兵庫県高砂市)で本体部品や補機を製作し、米国の生産拠点サバンナ工場(ジョージア州)で組み立てる。蒸気タービンと発電機は日立工場(茨城県日立市)で製作し納入する。新設備の稼動後、発電する電力は、米国東部の電力自由化市場PJMに供給される。
2019/07/10 ニュース
MHPS、電源開発の米国法人向けに120万kWの複合発電設備を受注
2019/07/10
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