日立造船は7月3日、タイ・ラヨーン県に建設するごみ焼却発電設備の設備工事を受注したと発表した。シンガポールのジュロン・エンジニアリングから受注したもので、新設備は処理能力300t/日(1炉のみ、ストーカ式)、発電出力は9.8MWとなっている。廃棄物固形燃料製造プラントの隣接地に建設され、そのプラントで製造される固形燃料を焼却して発電を行う。竣工後は、ジュロンがグローバル・パワー・シナジー・パブリック・カンパニー(本社・バンコク市)に引き渡す。この案件は、ジュロンとその子会社タイ・ジュロン・エンジニアリング(同)のコンソーシアムが、グローバル・パワーから元請企業として受注したもの。同社はジュロンから、ストーカや排ガス処理装置などの設計と設計施工を受注した。試運転時には、同社がスーパーバイザーを派遣して技術指導に当たる。
2019/07/05 ニュース
日立造船、タイで出力9.8MWのごみ焼却発電設備を受注
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2019/06/04
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