日本板硝子は5月21日、米国の企業と太陽光発電が可能な建築用窓ガラスを共同開発すると発表した。同社の子会社を通じて、米ユビキタスエナジー(本社・カリフォルニア州)と共同開発する。開発は、ユビキタスの「クリアビュー パワー&トレード技術」を用いて行う。この技術は、可視光は透過して紫外線と赤外線を選択的に吸収し、視界を遮らずに周囲の光を電気に変換する画期的なもの。この技術の太陽光コーティングは、標準的なガラス製造過程で建築用窓にそのまま使用できるという。この技術で、建物一体型太陽光発電が可能となるほか、赤外線太陽熱を遮断することで建物がエネルギー効率が向上する。ユビキタスはマサチューセッツ工科大学で創業し、現在シリコンバレーのパイロット生産施設で新型の太陽電池を生産している。
2019/05/23 ニュース
日本板硝子、米社とソーラー窓ガラスを共同開発
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