日立造船が5月10日に発表した2019年3月期連結決算によると、同期の業績は売上高3781億4000万円(前期比0.5%増)、営業利益73億5800万円(24.6%増)、経常利益67億2000万円(99.7%増)、当期利益54億4500万円(150.8%増)の大幅増益となった。主要4部門中、同期の環境・プラント部門は、前期に大型プラント建設工事が進捗した反動減などで、売上高は2283億5200万円と前期を下回った。営業利益は、国内のごみ焼却施設建設工事の採算が改善したこと、海外子会社の収益が改善したことなどで、56億3600万円と前期を上回った。今期は、同部門で大口案件の減少が見込まれることと海外子会社の収益改善効果などで、全社で売上高3800億円(0.5%増)、営業利益120億円(63.1%増)、経常利益80億円(19%増)、当期利益50億円(8.2%減)と最終減益を見通す。
2019/05/14 ニュース
国内のごみ焼却炉の採算改善などで最終増益を確保 日立造船
2019/03/14
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2019/03/14
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