2019/03/14 ニュース
新日鉄住金エンジ、兵庫県で75MWのバイオマス発電設備を受注

 新日鉄住金エンジニアリングは3月13日、広畑バイオマス発電(大阪市)からバイオマス専焼発電設備の建設工事と運転・保守業務を受注したと発表した。新設備の出力は約7万5000kWで、兵庫県姫路市に建設する。循環流動層ボイラーと蒸気タービンなどで構成される再熱式の設備で、稼動は2023年8月を予定している。燃料は国内外から木質チップを調達するほか、パーム椰子殻の使用も予定されている。同社は発電設備のほか、燃料の受け入れ・保管・搬送設備の設計施工もあわせて受注している。広畑バイオマス発電は、大阪ガスの完全子会社ガスアンドパワー(同)と、九電みらいエナジー(福岡市)が出資して設立した事業運営会社。