2019/01/11 ニュース
昨年の太陽光関連倒産は95件 帝国データバンクが調査
 帝国データバンクは1月9日、2006年~2018年に発生した太陽光関連業者の倒産状況調査結果を公表した。その概要によると、まず2018年の倒産件数はは95件で、前年比8%増と5年連続で増加した。年間での倒産件数では過去最多を更新した一方、負債総額は240億1300万円で20.6%減少した。昨年のケースでは、ケフィアグループのかぶちゃんメガソーラー(負債額28億5200万円)、Quantum Japan(14億5400万円)、瀬下建設工業(12億1300万円)と3社のケースが大型倒産とされた。このほか、2006年以降の倒産件数は383件に上り、2014年から右肩上がりで増加する傾向にある。倒産の理由では、「破産」が93.7%と最多で、「特別清算」と「民事再生法適用」がそれぞれ3.1%を占めた。地域別の動向では関東36.6%と最多で、中部が18.3%、近畿が14.9%と続いている。