2019/01/09 ニュース
九州電力、苅田新1号機が燃料管詰まりで停止

 九州電力は1月7日、石炭火力の苅田発電所新1号機(福岡県苅田町、出力36万kW)を5日に停止したと発表した。4日にボイラーへ石炭を送る燃料ポンプ24台のうち、2台の出口圧力が上昇したため停止して点検した。点検の結果、石炭の粉砕機出口にある金網部品が脱落し、燃料管2本が閉塞していたという。同社は燃料系統を点検し、速やかな復旧を目指すとしている。新1号機は2001年7月に稼動し、昨年12月末までに約8万7000時間運転していた。