ユーラスエナジーホールディングスは1月8日、岩手県釜石市で計画中の「(仮称)釜石広域風力発電事業更新計画」の環境影響評価方法書を経済産業大臣に届け出た。方法書とその要約書は岩手県知事、釜石市長などにも送付されたほか、岩手県沿岸広域振興局など6か所で縦覧手続きも開始した。縦覧期間は2月7日までで、同社の特設サイト(http://eeh-development.com/kamaishi-koshin/pdf_3.html)で電子閲覧も可能になっている。この計画は、稼働中の風力発電設備「ユーラス釜石広域ウィンドファーム」(2004年12月稼動、出力4万2900kW)を更新するもので、1000kW型機×43基の設備を4000kW型機×11基程度の設備に改める。
また同社は同日、「(仮称)西目風力発電事業更新計画」の方法書と要約書も経産相に届け出たほか、秋田県知事、由利本荘市長などに送付した。同計画の方法書と要約書は、由利本荘市役所など4か所で2月7日まで縦覧でき、同社の特設サイト(http://eeh-development.com/nishime-koshin/pdf_3.html)で電子閲覧も可能。同計画は、秋田県由利本荘市~にかほ市で、総出力3万kW(3000~4000kW型機×約10基程度)の風力発電設備を更新するもの。