電力広域的運営推進機関(東京都江東区)は10月1日、九州電力の要請で長周期広域周波数調整を実施したと発表した。この調整は、要請を行った電力会社が、連系線を介して他の電力会社と協調し、自社管内の余剰電力を供給するなどして電力供給量を調整することを指す。今回の調整は同期間設立後初めて実施され、中部関西間連系線などの空容量を利用し、同日の9時~14時30分の間に行われた。九州電力は、自社の持つ太陽光発電設備など、再生可能エネルギー発電設備の余剰電力を最大112万5000kW送電した。送電先は▽北陸電力、▽中部電力、▽関西電力、▽中国電力、▽四国電力--の5社。
2018/10/05 ニュース
九州電力、再エネ由来の余剰電力を初めて他社に送電
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2018/10/03
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