2018/10/03 ニュース
TOYO、高岡市でバイオマス発電設備を受注、運営管理は東電FP

 東洋エンジニアリング(TOYO)は10月1日、エクイスバイオエネルギー(東京都中央区)が富山県高岡市で開発するバイオマス発電設備建設を一括受注したと発表した。新設備は2021年度の稼動を予定しており、同社の役務範囲は発電設備の設計から試運転までとなっている。新設備は出力約50MWで、主燃料に木質ペレットを使用する。設計時は、蒸気タービンで使用した蒸気をボイラーで再加熱し、再度蒸気タービンで使用する再熱方式を採用する。今回の受注は、茨城県の案件に続き、同社にとって2件目のバイオマス発電設備となる。一方、竣工後の運営管理は東京電力フュエル&パワー(東電FP)が同日に受注を発表した。東電FPは、新設備の設計・建設段階でのエンジニアリングサポート業務もあわせて受注しており、建設から稼動後に至るまで一貫した関連サービスを提供する。