電源大手のダイヘン(大阪市)は7月11日、急速充電ステーションと蓄電池設備を一体化したV2Xシステムを開発したと発表した。東京電力エナジーパートナー(東京都港区)と共同開発したもので、ビルや商業施設、スマートコミュニティ向けなどとして売り込む。今月から受注活動を始めており、東京電力エナジーパートナーがBCPコンサルティングなど、同社が製造販売・アフターサービスなどをそれぞれ担当する。新商品は、電気自動車・プラグインハイブリッド車の車載蓄電池から非常時に重要な設備へ電力を供給する。車両からの供給電力が不足した場合は、定置蓄電池などで電力供給を補い、長時間の電力供給を可能にする。急速充電ステーション、BCP対策の非常用電源などがパッケージ化されており、駐車場1台分程度の設置面積ですむほか、設置工事も最短1日と短工期を実現した。また、同社の自律分散協調制御技術「シナジーリンク」を搭載し、状況に応じて蓄電残量、放電量などを最適に調整・制御できる。
2018/07/17 ニュース
ダイヘン、急速充電設備と蓄電池をセット化
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