2018/06/20 ニュース
住友林業・電源開発、木質バイオマス製販の合弁を設立

 住友林業と電源開発は6月19日、7月2日付で木質ペレットの製造・販売会社「SJウッドペレット」(東京都千代田区)を共同で設立すると発表した。新会社の資本金は1000万円で、出資比率は住友林業が51%、電源開発が49%となっている。代表取締役には安藤祥一・住友林業資源環境本部環境・エネルギー部長が就任する。新会社は、国内の林地未利用木材などを発電用燃料として活用するため、まず木質ペレットを供給する体制の構築を検討する。事業化は2021年を見込む。住友林業は、グループの木材調達ネットワークを新会社でも活用するほか、電源開発は新会社の供給する木質バイオマス燃料を、自社発電所などで石炭と混焼利用すると見られる。