2018/05/01 ニュース
JFEE、再エネ発電などで年間300億の売上高を確保

 JFEホールディングスは4月26日、2018~2020年度のグループ運営を主導する中期経営計画を策定し公表した。同計画では、計画期間中の3か年で年間2800億円の経常利益、同2000億円の当期利益を確保するとしている。この中で再生可能エネルギー分野や廃棄物発電などを所掌するJFEエンジニアリングは、経常利益を年間300億円、2020年度までの連結受注高は6000億円をそれぞれ確保する。収益拡大の施策としては、バイオマスや地熱、廃棄物発電など多様なエネルギーソースを活用した提案に注力する。同時に官民連携事業、エネルギーサービス事業など運営型事業の拡大を志向する。これと並行し 高効率の廃棄物発電設備、AIソリューションなどを迅速に市場に投入、受注拡大を目指す。一方、海外向けでは、廃棄物発電設備など、自社が優位性を持つ分野を中心に、技術移転や設計移管などで現地化を加速し、グローバルなエンジニアリング体制を強化する。