富士電機が4月26日に発表した平成30年3月期連結決算によると、同期の業績は売上高8934億5100万円(前期比6.6%増)、営業利益559億6200万円(25.2%増)、経常利益560億4700万円(21.1%増)、当期利益377億6300万円(7.8%減)の増収減益となった。このうち、パワエレシステム・エネルギーソリューション分野の売上高は2241億円(2%増)、営業利益は147億円(9億円増)と増収増益を確保した。エネルギーマネジメント分野で、スマートメーターの物量が減少し売上高が前期を下回ったが、原価低減策などが奏功し前期並みの営業利益を確保できた。電源システム分野でも、太陽光発電用パワーコンディショナーの売上高が低下したが、同様の施策で増益となった。発電分野は売上高969億円(3%増)、 営業利益55億円(20億円減)と増収減益となった。水力発電設備、太陽光発電システムで大口案件が減少し、火力発電設備の大口案件が売上高に貢献したが利益率では前期を下回った。今期は全社で売上高9000億万円(1.3%増)、営業利益585億円(4.5%増)、経常利益600億円(7.1%増)、当期利益395億万円(4.6%増)と増収増益を見込む。
2018/04/27 ニュース
原価低減策の貢献などで営業利益25%増に 富士電機
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