トヨタ自動車は4月20日、米国でトラック用大型水素ステーション建設のため、シェルに協力すると発表した。米国でシェルのエネルギー事業を行うEquilon Enterprises LLCと、トヨタの北米事業を統括するToyota Motor North Americaが協働する。この案件は、米カリフォルニア州のロングビーチ港にトラック用の大型水素ステーションを建設するもの。もともとロングビーチ港はトヨタの物流拠点となっており、新設備は昨年10月から実証実験中の燃料電池トラック(トヨタ製)などが燃料の充填に利用する。水素ステーションは竣工後、シェルのステーションとして運営される。ステーションで供給する水素は、トヨタがFuelCell Energyと建設中の発電施設「Tri-Gen」で、バイオマスから製造した水素を利用する。今回の協働は、同州のカリフォルニアエネルギー委員会から総額800万ドルの補助金が交付される事業の候補に選出されている。
2018/04/23 ニュース
トヨタ、シェルと米国の大型水素ステーション建設で協働
2018/04/23
2018/04/20
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