2018/04/16 ニュース
パワコン販売減などで環境部門が約38億円の損失 安川電機
 安川電機が4月12日に発表した2018年2月期連結決算によると、同期の業績は売上高4485億2300万円、営業利益541億2600万円、経常利益553億円、当期利益397億4900万円となった。同社は、2017年度から決算期をそれまでの3月20日から2月末日に変更したため、前期比の数値は公表していない。
 この中で、主要4事業中システムエンジニアリング部門の売上高は529億3400万円、営業利益は37億9400万円の営業損益となった。決算期の変更が業績に響いたほか、環境・エネルギー分野で太陽光発電用パワーコンディショナー関連の売り上げが日米の市場で減少。収益性が悪化した。反面、大型風力発電関連の売り上げは堅調に推移したとしている。今期は全社で売上高5100億円、営業利益655億円、経常利益670億円、当期利益500億円を予想している。