九電工は4月12日、同社など4社の企業コンソーシアムが長野県塩尻市で木質バイオマス発電事業を実施すると発表した。塩尻市の片丘ソヤノウッドパーク内に、出力1万4500kW、年間売電量約9500万kWhの木質バイオマス発電設備を建設・運営する。新設備は、今年11月に着工し、2020年10月の稼動を予定している。燃料には、国産の未利用材や製材端材を年間約14万t調達して使用するという。設備は竣工後、4社が共同出資して設立する発電事業会社「ソヤノウッドパワー」(塩尻市)が運営する。ソヤノウッドパワーの出資者4社と優先株主は以下の通り。
▽征矢野建材(出資比率22%)、▽九電みらいエナジー(20.4%)、 ▽同社(15.7%)、▽北野建設(5.2%)
〔優先株主〕▽グリーンファイナンス推進機構(26.2%)、 ▽八十二キャピタル(10.5%)