2018/04/11 ニュース
四国電力、宮城県でのバイオマス発電事業計画から撤退
 四国電力は4月10日、仙台市で検討中だった石炭バイオマス混焼発電所計画の検討を中止すると発表した。この案件は、仙台塩釜港の工業専用地域で出力11.2万kWの石炭・木質バイオマス混焼発電設備を建設・運営するもの。同社は、住友商事と事業化調査を進め、昨年3月からは環境影響評価手続きに入っていた。しかし、同社は検討の結果、この計画には十分な事業性が見込めないと判断、事業化の検討を中止した。住友商事は引き続き事業化の検討を進めるという。